まくらが文庫とは

「まくらが文庫」は、桐の箱を、“帯”で覆いきれいな房をつけ和の小物入れとしてお届けいたします。
江戸時代、女性が携帯した一種の文箱(ふばこ)を定家文庫(ていかぶんこ)と呼びました。文や化粧品などを入れておくために愛用され、厚紙で
作った箱の外に布を張り、その布で口を覆うようにしたとても綺麗な小物入れです。その定家文庫を再現したものが「まくらが文庫」です。京都で偶然『定家文庫』と出会い、それ以来『定家文庫』の再現に取り組み平成17年〜21年と連続で年全国伝統的公募展に入選いたしました。
「まくらが文庫」は、茨城県の古都古河市で誕生いたしました。鎌倉時代から120年余にわたる古河公方時代を経て、江戸時代には徳川譜代大名の城下町であった古河は、日光奥州街道の要地として栄えました。古くは万葉集にも古河の歌が2首詠まれていてその内の1首に「逢わずして行かば惜しけむ麻久良我の許我漕ぐ舟に君も逢わぬかも」という歌があり、この古河地方を指す「麻久良我」から「まくらが文庫」と命名させていただきました。
